milk_milk_stellarのブログ

私の好きなものについて語ります。

ゲームの感想 【9-nine-】

美しょゲに詳しくない人でもタイトルを聞いた事あるんじゃないかな?言わずと知れたロープライス界の名作、ナインシリーズについて思い出しながら感想を書きたい。全年齢版に移植もされてたはずなので気になったらプレイして欲しい!

プレイしたのが3年前なので間違っている部分があるかも…🙇‍♂️

 

※ネタバレ注意⚠️

 

発売元は巨匠・ぱれっと。ジャンルは能力バトルもの。テキスト量は最終作のゆきいろを除いて3〜4時間で読み終わる程度。Dies iraeみたいな中二病展開、というよりは少年マンガのような感じ。本作は4章で構成されており、各章はそれぞれパラレルワールドの扱い(第2章は第1章の途中から分岐した世界など)。このパラレルワールドであるという設定が最終章で牙を剥いてくる。

 

次に各章について。

第1章「ここのつここのかここのいろ」(以下ここいろ)。世界観の説明が多分に含まれていて、キャッチコピーも「ここから」となっているのでまさに序章といった感じ。とはいえ最終章に繋がる伏線が既に仕込まれている。メインヒロイン「九條都」の能力は実質幻想殺し中二病歓喜間違いなし。

第2章「そらいろそらうたそらのいろ」(以下そらいろ)。前述した通りここいろの途中で分岐した世界。ここいろでも多少触れられた能力の暴走がメインになっている。キャッチコピーの「忘れてはいけないこと」についてどう向き合うかが主軸になっているかなり切ないお話。

第3章「はるいろはるこいはるのかぜ」(以下はるいろ)。こちらはそらいろから分岐した世界。ここで今まで起きていた事件の黒幕の存在が明らかになる。メインヒロイン「香坂春風」の能力は今まで伏せられていたが、作中でも明言されていた通り「最強の能力」である。ジョジョで例えるとカーズ以外は無傷で勝てるレベルの能力。エグい。

第4章「ゆきいろゆきはなゆきのあと」(以下ゆきいろ)。こちらは公式から「はるいろまでのプレイを強く推奨」とされており、開幕から今までのネタバレを喰らう。何故なら進撃の巨人のように記憶ツアー(こちらは並行世界ツアー)をするためである。そしてみんな大好き「主人公は君の分身だよ☆」展開を最後にぶち込んで少年マンガのような激アツ展開を繰り広げる。ここは鬱展開と激アツ展開がすごいので是非一度プレイすることを推奨したい。

 

ストーリーのネタバレは程々に、続いてキャラについて。新海翔くんは最初クソザコかと思ってたけど(間違いでは無いが)まさかの画面の前のボク!?の手伝いで覚醒した結果リア充砲(サイキョー)を放つようになるとは…すごいですねぇ。

 

ヒロイン陣について。全員漏れなく他の能力作品だったら天下取れるくらいクソ強能力を有していて、しかも被ってないから期待値を超えたストーリーになっていた。

第1章では(実質的に)能力の無効化、第2章では存在感の調整(H×Hのメレオロンみたいな感じ)、第3章では想像の具現化(例えば能力の限界を撤廃したり)、第4章ではアクマイト光線()。どれも強くて面白かったねぇ。

サブキャラについても。ゴースト可愛い。蓮夜も可愛い。蓮夜完全に中のh(中の人などいない!)。サブキャラはみんな魅力的。

 

余談としてゲーム内に登場したアニメ「輪廻転生のメビウスリング」について。これに対する天の感想「クソは言い過ぎだけど、作画は良いが何がしたいのか分からなかった」について…こういうアニメが世にはびこってしまってるんですよね…2017〜18年の時点でこの言葉が出てしまったのがなんとも悲しい…という余談でした。

 

以上、神ゲー9-nine-についての軽い紹介でした。私はまだ新章をプレイしていないんですが、先日小梅大先生が「新章だけでも買える」と仰っていたので、積みゲー17本が消化され次第やろうと思います。それでは。